詩集「群れない猫」近日発行!

群れない猫

土屋容子の暮らしと詞花

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どうも、SNSには向いてないようだ

格安スマホ切り替え前、突然に前のスマホの充電が切れてしまう事態が頻発し、その対策として、常にログイン状態にしていたFace bookをその都度ログインにした。5月から6月初旬までは、参加したイベントの関係で気になってチェックしていたFace book も、スマホ切り替えと同時期くらいから、あまり見なくなった。結果、平らかな精神状態を保っている。

7年ほど前、必死にしがみついていた詩の投稿サイトもSNS 機能満載だった。少し慣れて、投稿詩が、ベストテンに入るようになると批判もされるようになった。打たれ弱い私は、相当参った。SNS で知り合った幾人かの人たちとも、心に傷が残る関係にもなった。

私は、顔が見えないハンドルネイムの世界には、どうやら合わない。

まだ、2つほどのSNS に籍は残したままだが、いずれも情報収集の為だ。アンテナが動いた時に、ふらりと動く。そして、そこで出会った生身の人たちと相性があい縁があれば、絡んでゆく。

それでいい。やっと、そう思えるようになった。

 

58才。まだまだ人生やりたいこともあるが、未解決の問題もある。選択せねばならない。体は一つ。

私の場合、精神状態が体調に出るので、それを乱す環境に自らを駆り立てたくはない。SNS でうまくやっている人たちは、精神的にも肉体的にも強いんだなぁと思う。

私には、月に2~3回の更新のブログが丁度いい。

 

前橋ポエトリー・フェスティバル2017

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広瀬川遊歩道

↑この広瀬川沿いに、萩原朔太郎像があり、5/28ポエトリーリーディングが開催された、前橋文学館がある。館長は、パワフルな萩原朔美氏。

 

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水テーマの詩と写真*写真・高橋加代子

↑詩と写真は、このようなポスターになり、前橋中央商店街のそれぞれの店舗に数点ずつ展示されている。(詩・写真共、各200点以上5/21~6/4展示)

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焙煎館の店内

↑土屋の詩のポスターを展示していただいている、焙煎館さんの店内。コーヒーとシナモントーストを食べた。お土産に、アイスコーヒー用の豆を購入。店主さんに、アイスコーヒーの美味しいいれ方を教えてもらう。


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芽部・代表新井さんのユニット*photo by  渡ひろこ

↑5/28の最終演目は、新井さんのユニットの演奏。ボンゴ?の音とリズムと新井さんの言葉が呪文のように耳に残った。


f:id:rei-tsuchiya:20170602225845j:imagephoto  by 新井隆人

朗読詩「猫のいる町・女になっても・いってきます」

↑土屋は、何故か後半の4番目。皆、大御所詩人さんの中ビビりながらも、朗読。

朗読詩人は、全35名。地元前橋、群馬県内、大阪・新潟・長野・福島・東京。

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ポエトリーのグッツ*ヤギカフェ

↑前夜、ヤギカフェに行く。お酒と干し牡蠣のおつまみ、それと、雑穀炒飯を食べた。朔太郎の絵葉書は、マスターのデザイン。人面魚と桂川マグネットは、焼き菓子のオマケ。人面魚のモデル?は、芽部のA さん(爆)!

偶然にも、前泊の詩人さんと一緒の新井さんとお会いできてラッキーだった。

 

5/28(日)の午後が、メインポエトリーリーディングだったが、初めての前橋だったのでのんびり前後泊した。前橋駅の大通りは、街路樹が美しく広かった。ターミナルのバス亭には、ミストシャワーが出ていて、前橋は暑い土地なんだなぁと確認した。

群馬県庁付近の中央商店街を含む商店街の通りは、石畳になっているところもあり、ごみごみとしていることもなく、ゆったりと歩ける。アーケードなのだ!

ヘタレで熱さに弱い私は、28日当日は、宿泊先のサービスの自転車で移動した。

 

18:30からは、ロブンソンコーヒーアーツにてレセプションがあり、気になった数名の詩人さんや芽部のkuku さんともお話しできた。このkuku さん、前橋を中心に音楽活動をしていて、都内のライブハウスにも出演する。優しい歌詞と曲がドストライクだ!

変化の時期、誕生日の考察

5月の連休前後から、体調を崩し家に引きこもっていた。5月末の前橋行きは、調整してなんとかこなしたが、帰宅後倒れていた。処方された漢方の用量の1/3しか服用していなかったせいだった。(勘違いで)

 

昨日は、4か月ぶりに痛くない整体に行った。

腰痛持ちなので、色んなところで、整体・接骨院・針灸などなど施術経験があるが、このAさんの整体は合っているようだ。だいたいは、その時だけ楽になるのだがすぐ戻ってしまう。だが、これは来た後身体が重くなり、体の悪いものが排出されていく。(排尿排便など)昨晩は、よく眠れた。(眠剤無しに)

メンタルに関する記事は、後日書くつもりだが、長年のうつの治療を再開した。漢方薬と精神療法を軸に、改善を目指す。

 

うつになりやすい人の傾向に、完璧主義、自己肯定感が低いなどがある。これは、10年カウンセリングを受けても、拭いきれなかった。でも、うつ状態に陥る根っこのところに気づくことができたので、必ず改善されると信じている。

 

このタイミングでスマホの充電がいきなり切れるようになり、3月より検討していた格安スマホを契約した。7月より、3000円は安くなる。でも、契約丸投げしない選択はキツかった!今日、58歳になったあら還のオバサンには。

6月下旬より、使用することになる。(本体到着待ち)

キャリアスマホに疑問を持ち始めてから、悶々としていたので、この課程も記事にします。通信費軽減に迷えるオバサンたちに、格安スマホへの乗り換えのノウハウを知ってもらいたい。

水辺にて

花の頃も過ぎた桜しべの
濃い紅の色も愛らしく
風にゆれる

番(つがい)の鴨が毛繕いをすませ
並んで水に輪をなして
泳いでゆく

平安の昔からなる
満々たる池

疲れ萎えた心、
安らぎがひろがる
水の辺(ほとり)



★前橋ポエトリーフェステバル参加詩
テーマ「水」

★関連サイトはこちら↓
poefes2017 of ポエフェス2017

安倍公房と読書会

4/28(Fri)、町田市民文学館(ことばらんど)の流動的読書会に参加した。
こちらの読書会は、「ピッピのくつした」というグループが主催している。4月の西荻窪の朗読会でこちらの代表をしている、武田さんのことを知り、とても興味を覚えてしまい検索したら、同じHatena Blog ということにも縁を感じて、思いきって参加することにした。(本音は、武田さんが「ユリイカの新人」であり、小説も書き、文芸誌の最優秀賞を取っている多才な方なので、ミーハー的興味が強かったのだが…(苦笑)

図書は、安倍公房「魔法のチョーク」。てぶらでOK.テキスト配付であったのだが、一応、図書館で世界SF全集「安倍公房」を借り読了。安倍公房は、10代後半~20代の初めにかなりはまった記憶がある。高校の現代国語に「赤い繭」が載っていて、その世界観に魅せられた。
それで、「魔法のチョーク」。第二次世界大戦後の荒廃とした時代背景のもとに書かれた作品である。
アルゴン君という、三文絵描きが、魔法のチョークを手に入れることにより、抜き差しならない状況に落ちていくSF小説だ。
参加者は、10代~30代~50代の男女。私が最年長参加者。アルゴン君の飢餓状態が描かれていたが、参加者の中には、生きてきた経緯で「空腹」で生活できない、といった経験を持った者はいなかった。
30代の前半の青年の発言が、アルゴン君と魔法のチョークとの関係を、ドラえもんのび太くんの関係のようだ、と言っていたことが印象に残った。のび太は現実を嘆きドラえもんに泣きつき、未来の道具を色々出してもらい難を逃れたように一旦は思うが、結果、状態はさらに悪化してしまう的な展開だ。

あまり、まとめられないが。21世紀の現代は、身体的飢餓状態ではないが、私も含めて多くの人が精神的飢餓状態におちいりやすい時代なのだと思った。

久しぶりに読書会に参加してみて、純粋にとても楽しかった。同じ本を読み、他の人たちとその世界を共有し、意見を出し合う。読み解きは多様であり、異なった考えを聞くのは心地よかった。

★帰りがけに、「ピッピのくつした」20号を頂いた。なんと、2016年9月の流動的読書会での様子が掲載されていたのを見て驚いた。「不可思議/wonderboy」が紹介されていたのだ!
wonder君とは、朗読のライブでご一緒したこともあり、偶然にも同じ地域に住んでいたことを亡くなった後知った。とてもシャイで素敵な青年で、息子とほぼ同年代だった。久しぶりに、wonder君のCDを聴いてみた。言葉が突き刺さる。すごい才能だと思う。私は、「おまえはそれでいい。ありのままでがんばれ」と励まされた気がした。


本家、「ピッピのくつした」武田代表のブログ記事です。↓
machienpro13.hatenablog.com

連休は嫌いだ

連休(GW)に入って、ずっと家にいる。

人混みが苦手で、普段からふらりと1泊の旅も平日にでかける。

いや、投稿しようとしている詩の期限が連休明けなので、新作を書こうと試みるもイライラしていることも否めないのだが...

 

まだ、キリン(夫)は定年前なので、会社通いだが、かつて連休と言えば、遥か富山まで子供たちを連ねてマイカーで帰省していたが、子供たちも成人し、それもない。結果、家にいる。夫婦同室である。さして、リビングは広くもない。後、数年でここを越すだろう。リビングは狭くてもいい。狭くてもいい、ひとりになれる個室が欲しい。

以前キリンは、休みの日は静かに読書が定番であったが、ここ数年は、ゴルフと麻雀のCS番組を連続視聴している。飽きたら、行き先も告げず、外出。お互いの趣味や行動が、すごく離れてしまった理由は、なんなのだろうか。

5月末には、前橋ポエトリーフェスティバルに参加するので、萩原朔太郎の「青猫」と「猫町」を読んでいる。私の連休は、そこだ!

 

*きっと、連休を嫌いなのは、結婚後20年近く、帰省と称するキリンの実家詣でを繰り返したせいなんだと思う。嫁としては、3日が限度なのにね。

ゲストハウス*亀時間


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ふらりと、鎌倉のゲストハウス。「亀時間」へ行った。2013年の春から、訪れるようになった。鎌倉には友人Sがいるので、結構ひんぱんに出向く。恵比須から湘南新宿ラインで50分。気が向いて、お天気が良さそうな時に行くのだが。今回は、土日とも雨の確率が高かったにも関わらず決行した。というのも、かねてからもくろんでいた、詩集「群れない猫」を亀時間のフリースペースの本棚に置いてもらいたと思っていたから。そして、入選した「詩とファンタジー」35号が4/7に発売になったのもキッカケになった。話題は、新しいほうがいい!

 

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店主のマサさんの承諾もあり、めでたく置いて頂けることになった。亀時間は、名前のとおり訪れるとゆったりした時間が流れ、築90年のおもむきある古民家は、備品、その他のものも、ユーズド品を修復して再利用しているものが多くある。私のお気に入りは、タイルの洗面台とドラえもんベッド、それと、亀時間のステンドグラスがはめ込まれてあるミシン台だ。


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夕食は、駅西口の御成通り商店街までぶらぶら歩いた。私の足だと40分もかかってしまった。慣れない道のりは遠く感じる。予定していた稲庭うどんが食べられる居酒屋は、既に予約客で一般だった。めげずに、第二候補の餃子屋さんにいった。何とかOK。ここも、地元のお客でほぼ満席だった。あっさりとした餃子と菜の花の和え物をチューハイでいただく。〆に、ご飯セット(スープとザーサイ付き)を頼んだ。帰りに、「詩とファンタジー」に投稿していることを告げると、店主は、編集詩人の方と知り合いだった。あぁ、鎌倉文士!


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↑「鶴岡八幡宮のお祭り*ミニ山車4/9」

 

翌日は、朝から小雨。歩くのをやめてバス停で待った、いくら待ってもバスが来ない。同じく待っていた地元のご夫婦一緒に運よく通りかかったタクシーで、駅へ向かう。若宮大路はお祭りの御輿と山車の為通行止めと片側通行になっていた。タクシー途中で降りた。この為にバスが遅れていたのだろう。

小さな山車を小学校3~4年位の女の子たちが小太鼓や鐘をつきながら歩いている(山車は大人が後向きに引いている)。その昔、私は、母の実家のあ町の山車の太鼓が叩きたかった。が、地元の子供しか許されなかった。埼玉の県北とは、お囃子は違うが、その音色に惹かれて八幡宮の入り口までついていった。笛の女の子は、高校生に見えるが他に細くて小さな小学校。その子たちが、小雨にぬれながら、そろいの上下祭り衣装も寒々しく見えた。山車の後ろの男たちの御輿ばかりに人が集まって、なんだか切なく見知らぬ観光客なのに、「がんばって!」と声をかけたくなった。

その後、雪ノ下の「大佛次郎邸」でお抹茶と菓子を味わいながら、若宮大路からちょいと入っただけなのに、とても静かな庭でぼおっとした。猫好きで知られる、大佛次郎邸は、やはり猫の匂いが残っている。

 

kamejikan.com



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