ほんとうに、大切だと思える人と
関わってゆきたい
損得など考えず、その人のために
すっと、手をさしのべたり
時には、長い手紙を書いたり
急に会いたくなって電車に乗り、
小さな花束だけ持って、
ドアをたたいたり...
そんな、キセキのような友がいたら
人生おそれるものはない
だから、全力で祈る
君の健闘を健康を。
詩集「群れない猫」近日発行!
「詩とファンタジー」36号に、35号で入選した「女になっても」の感想が、読者コーナーのページに掲載されていた。驚きと感動で、書店を出た私は、雑誌を抱きしめて、涙した。ある意味、初めての入選より嬉しかった。
それは、2回目に入選した時の次なる目標だったからだ。(今月の特集が、「猫とポエジー」なのも偶然だろうか)願いは、ある時は岩のように固く叶わず、そしてある時は、豆腐みたいにかなう。最近、生活の中ですごく感じる。
図書館で、川上弘美の新刊本「赤いゾンビ、青いゾンビ」を借りた。ネット予約した時に内容を確認したのに、私は、てっきり不思議妖怪系の小説だとばかり思いこんでいたが、「東京日記5」とあり、連続しているエッセイ本だった。川上弘美の作品は、あまり読んだ記憶がないが、数年前買った文庫も完読してない。が、日記なので、パラパラ読みしているが面白い。どうやら、川上氏は武蔵野市近郊に住んでいるらしく、吉祥寺周辺での出来事がたくさん出てくる。最近、吉祥寺に又、縁ができている私にはとても興味深い。文体も短く細切れ時間で読み安い。このところ、忙しく読了できなかったので購入しようと思う。
決め手は、装丁だ。かわいい♪本文中にも、イラストが、チラチラとあり楽しく読めるのだ。(絵*門馬則雄)
【↑払沢の滝への道にあった可愛い*森のささやき、ひのはらゆうびん館】
都内唯一(本土)の村に泊まり、つくづく私は、緑にあふれた場所が好きなのだと実感した。虫に刺されやすいので、虫よけのスプレーを持参することも考えたが、あえて虫刺されようの塗り薬のみにした。が、それも使うことはなかった。
聞こえてくるのは、自然の音だけ。沢の流れ、鳥の声、雨の音、セミの音。午後5時半に聞こえる、お寺の鐘の音。夜になると、築100年以上の家は、歩く音がみしみしとする。
今回の旅、ゲストハウス「へんぼり堂」に泊まったのだが、な、なんと私一人で貸切状態だった!!前日が貸切だったので、1日ずらした結果こうなった。なんて、ラッキー!まさに、田舎の実家に帰省したような状態での日々だった。
バスは、最寄のJR駅から、数馬行きは、1時間半に1本のペース。それにあわせて、ゆったりとした1日が過ぎて行った。近くの温泉施設「数馬の湯」で温泉につかり、ランチを食べ、日本の滝・100選にも入る「払沢の滝」へ行き、近くのイタリアンでランチを食べ。地元の手作り豆腐で、夜お酒を飲んで・・・そんな、なんでもない日常のような時間が過ぎていった。飽きるということはなく、山の中であるべきことに身をゆだねた生活はとても心地よかった。
↑の写真、払沢に滝へ続く歩道。道には、木材のチップが敷き詰められていて、雨が降っても滑らないようになっている。下には、沢が流れていてせせらぎも聞こえ、気持ちいいことこの上ない。ふと、足下に動きを感じてみると小さなトカゲ、カナヘビだった。縦にしまが入っていて、きらきらしている。そんな、普段ならひやっ!と声を上げてしまう爬虫類さえ、可愛らしく思えた。そこ、にいるから、自然なのだ。怖くないのだ。
山の気温は、同じ蒸し暑さでも扇風機のみで大丈夫。夜や明け方は寒いくらいで、宿の夜具のカバーリングが冬仕様なのに驚いたが、暑くて眠れないということはなかった。
毎回、家とは、数回生存確認の連絡を取り合うがのだが、今回は、危うく帰る日まで連絡を忘れる!一歩手前だった。家の存在を忘れるほど、今を楽しむことができた。
また、来よう。ほんとに、一人を感じたいときに。
かつて、俳優の豊川悦司の追っかけまがいの事をしていた。HNでファンサイトに書き込みしたり。その後は、映画「トワイライト」シリーズにはまり、メンバーを募って、映画のロケ地を巡り、シアトルへ行ったり。
*
その、ミーハーなアンテナにここ数日で、SEKAI NO OWARI 、キターー‼いきなり!
数年前に聴いた覚えのある「RPG」をyoutube で何回も再生。更に、情熱大陸出演の動画も視聴。
ボーカル、Fukaseの歌詞が胸に痛くて、清らかで、涙が出る。メンバーの年齢は、ほぼ我が息子と同年代だ。でも、重なるのだ、うつを患い少しずつ良くなっていく過程に、感じていたものと。曲やバンドの世界観が、ファンタジーってとこも。
いつも私のアンテナは、少しズレているので、ピンポイントで話題になっている時には動かない。もう、彼らのライブチケットは容易には、取れなくなっているらしい。
・・・
先ずは、好きな曲をダウンロードして歌詞を味わおう。そして、CDを買おう。DVD も。
来年か再来年、ライブに行こう。
一番嬉しいのは、ときめくものに出会えたこと。
今日から、東京の村のゲストハウスへ。
いつもながら、旅の予定や準備をしている時が一番楽しい。
空梅雨が明けて、しばらく晴天が続く予定だったのに、何だか家を出たらポツポツと降ってきた。宿付近は、山の中なので少し心配。
宿の人からは、朝晩は冷え込むので温かくして来て下さいとあったが、どんなものだろう?
今回は、家から離れてぼーっとするのが最大の目的なので、ひとつ二つのスポットしかチェックしていない。荷物も少なめにおさえたつもりなのに、結構パンパンになってしまった。
最寄り駅からは、1回の乗り換えで目的の駅までは着ける。そこから、バスで約40分山の中へ。世田谷区と同じ大きさの村、檜原村に着いた。空気が違う!
1時間に1本のバスがあるかないか地域で、ゆったりとした時間を過ごそう。
予約していたヨガの時間に起きられなくて、キャンセルした。
このところ、寝つきが悪い。家事もそこそこやっているのだが、家での動きには、限度がある。梅雨明けしたかのような暑さと湿度なので、エアコンをつけっぱなしに近い状態にしていると、冷えてだるくなる。
そこで、市営のプールに行ってみた!
10年ほど前、スポーツクラブでヨガの後泳いでいたが、あの頃は、今よりも体が固くて、肩もよく回らなかった。昨年あたりから、6月くらいになると泳ぎたい願望が出てきていた。だが、昨年中は、泳いだ後のピッタリと水着がくっついた着替えが嫌だな、とかの思いが強くて、プールまで至らなかった。
海の日連休。家には、家族がごっそり。暑い。
「そうだ、プールに行こう」やっと、午後になり動き出した。
市民スポーツセンターのプール。お隣の庁舎やホールへは行っていたが、プールは初めて。なんと公営のプールは、14、5年ぶりだ。2時間400円のチケットを自販機で買い、B2Fの温水プールまで降りてゆく。100円硬貨リターンのロッカー、あぁなつかしい。
水着に着替えて、温水シャワーの通路を通り待望のプールへ。準備運動をして、いざ入水。頭までもぐってみる。自由コースで、泳ぎを確かめる。肩の動きもいい。
ゆっくりと泳ぐ、一方通行のレーンでに移った。すぃっと、平泳ぎで水中にもぐってみる。伸びて、水面に力を抜いて浮かぶ。
ふぅあ~~.....なんて、気持ちいいんだ。この、浮く感覚。
小2の夏、初めて水に浮いた時の感覚を思い出した。
私は、この感覚を欲していたのだ。
25メートルを、ゆっくりゆったりと往復3回泳いだ。人とぶつからない限り、足を着くことなく泳げた。体ってすごい、ちゃんと覚えている。
この気持ちを大切にしよう。ヨガと同じに、気持ちよく泳ぐことを。
格安スマホ切り替え前、突然に前のスマホの充電が切れてしまう事態が頻発し、その対策として、常にログイン状態にしていたFace bookをその都度ログインにした。5月から6月初旬までは、参加したイベントの関係で気になってチェックしていたFace book も、スマホ切り替えと同時期くらいから、あまり見なくなった。結果、平らかな精神状態を保っている。
7年ほど前、必死にしがみついていた詩の投稿サイトもSNS 機能満載だった。少し慣れて、投稿詩が、ベストテンに入るようになると批判もされるようになった。打たれ弱い私は、相当参った。SNS で知り合った幾人かの人たちとも、心に傷が残る関係にもなった。
私は、顔が見えないハンドルネイムの世界には、どうやら合わない。
まだ、2つほどのSNS に籍は残したままだが、いずれも情報収集の為だ。アンテナが動いた時に、ふらりと動く。そして、そこで出会った生身の人たちと相性があい縁があれば、絡んでゆく。
それでいい。やっと、そう思えるようになった。
58才。まだまだ人生やりたいこともあるが、未解決の問題もある。選択せねばならない。体は一つ。
私の場合、精神状態が体調に出るので、それを乱す環境に自らを駆り立てたくはない。SNS でうまくやっている人たちは、精神的にも肉体的にも強いんだなぁと思う。
私には、月に2~3回の更新のブログが丁度いい。
広瀬川遊歩道
↑この広瀬川沿いに、萩原朔太郎像があり、5/28ポエトリーリーディングが開催された、前橋文学館がある。館長は、パワフルな萩原朔美氏。
水テーマの詩と写真*写真・高橋加代子
↑詩と写真は、このようなポスターになり、前橋中央商店街のそれぞれの店舗に数点ずつ展示されている。(詩・写真共、各200点以上5/21~6/4展示)
焙煎館の店内
↑土屋の詩のポスターを展示していただいている、焙煎館さんの店内。コーヒーとシナモントーストを食べた。お土産に、アイスコーヒー用の豆を購入。店主さんに、アイスコーヒーの美味しいいれ方を教えてもらう。
芽部・代表新井さんのユニット*photo by 渡ひろこ
↑5/28の最終演目は、新井さんのユニットの演奏。ボンゴ?の音とリズムと新井さんの言葉が呪文のように耳に残った。
photo by 新井隆人
朗読詩「猫のいる町・女になっても・いってきます」
↑土屋は、何故か後半の4番目。皆、大御所詩人さんの中ビビりながらも、朗読。
朗読詩人は、全35名。地元前橋、群馬県内、大阪・新潟・長野・福島・東京。
ポエトリーのグッツ*ヤギカフェ
↑前夜、ヤギカフェに行く。お酒と干し牡蠣のおつまみ、それと、雑穀炒飯を食べた。朔太郎の絵葉書は、マスターのデザイン。人面魚と桂川マグネットは、焼き菓子のオマケ。人面魚のモデル?は、芽部のA さん(爆)!
偶然にも、前泊の詩人さんと一緒の新井さんとお会いできてラッキーだった。
5/28(日)の午後が、メインポエトリーリーディングだったが、初めての前橋だったのでのんびり前後泊した。前橋駅の大通りは、街路樹が美しく広かった。ターミナルのバス亭には、ミストシャワーが出ていて、前橋は暑い土地なんだなぁと確認した。
群馬県庁付近の中央商店街を含む商店街の通りは、石畳になっているところもあり、ごみごみとしていることもなく、ゆったりと歩ける。アーケードなのだ!
ヘタレで熱さに弱い私は、28日当日は、宿泊先のサービスの自転車で移動した。
18:30からは、ロブンソンコーヒーアーツにてレセプションがあり、気になった数名の詩人さんや芽部のkuku さんともお話しできた。このkuku さん、前橋を中心に音楽活動をしていて、都内のライブハウスにも出演する。優しい歌詞と曲がドストライクだ!