2017-12-04 生きている。 詩 いろんな波風があった けれど今、生きている難病の息子、生きている 大うつだった私、生きている 不登校の娘、生きている誰が命を落としていても 不思議ではない状況だった きっと全て意味のあることだったあと何年かたち そう思える日が 来るに違いない人として生まれることは 砂漠の砂をすくったとき 爪の上にのるくらいの 確率だと聞いたことがあるだから、生きる 余生などとは考えず、 いのち尽きるまで。