詩集「群れない猫」近日発行!

群れない猫

土屋容子の暮らしと詞花

ブログ内検索⇒詩集「群れない猫」発刊

生きている。

いろんな波風があった
けれど今、生きている

難病の息子、生きている
大うつだった私、生きている
不登校の娘、生きている

誰が命を落としていても
不思議ではない状況だった
きっと全て意味のあることだった

あと何年かたち
そう思える日が
来るに違いない

人として生まれることは
砂漠の砂をすくったとき
爪の上にのるくらいの
確率だと聞いたことがある

だから、生きる
余生などとは考えず、
いのち尽きるまで。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村 ブログ「群れない猫」の詩、その他の文章の著作権は土屋容子に帰属します