詩集「群れない猫」近日発行!

群れない猫

土屋容子の暮らしと詞花

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生きている。

いろんな波風があった
けれど今、生きている

難病の息子、生きている
大うつだった私、生きている
不登校の娘、生きている

誰が命を落としていても
不思議ではない状況だった
きっと全て意味のあることだった

あと何年かたち
そう思える日が
来るに違いない

人として生まれることは
砂漠の砂をすくったとき
爪の上にのるくらいの
確率だと聞いたことがある

だから、生きる
余生などとは考えず、
いのち尽きるまで。

 

胃袋事情

ここ数年、1回に食べられる量が減ってきている。

加えて、お酒の量も。お酒は、10年位前の半分以下だ。うつが酷かった頃、夕食作りが嫌で、それにはずみをつける為に夕方4時頃から酎ハイの缶をあおっていた。さらに、食事中も飲むので、日に350mlを3本は空けていた。今の体重より、10キロ以上あり明らかに動く量に対して、飲酒・食事の量が多かった。医師から、コレステロール値を減らし減量するように言われ、やっと食事制限をやる気になった。1年かけて、10キロ減らし現在に至る。

 話しが少しそれてしまったが、先日、旅先で民宿に泊まったのだが、朝夕付きのプランだった。何とか、朝夕完食したのだが、帰宅後、胃腸を壊してしまった。(↓こちらの料理)


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メインは、いのぶたの小鍋でその他手作りこんにゃくのお刺身、鮎の塩焼き、サラダ...宿のプラン写真より多かった、うれしい誤算なのだが...貧乏性ゆえに、残さずいただいてしまった。6時半から、ゆっくり1時間かけてだが、胃の上までいっぱいになっているのが自覚できたほどだ。そして、翌日、8時の朝食も、目一杯。昼は、軽くすませたが、夕食は作った厚揚げ料理が美味しくて、これまた食べ過ぎ。結果、深夜、胃痛と吐き気となってしまった。明らかに食べ過ぎが原因だった。

 思えば、ここ数年、旅行先でいつもお腹を壊している。やはり、日常以上の食事の量が原因と思われる。旅先のストレスとばかり思っていたが、旅に出たら、地元の美味しいモノを!という、旅番組などのスリコミのように許容量以上の食事を知らず知らずにしていたのだ。旅の間は、つい気が大きくなり、財布のヒモはゆるみ食欲も出る。でも、後の胃腸をこわす苦しさを頭におき、これからは、気をつけようと思う。

 

旧友のように

ほんとうに、大切だと思える人と

関わってゆきたい

損得など考えず、その人のために

すっと、手をさしのべたり

時には、長い手紙を書いたり

急に会いたくなって電車に乗り、

小さな花束だけ持って、

ドアをたたいたり...

 

そんな、キセキのような友がいたら

人生おそれるものはない

だから、全力で祈る

君の健闘を健康を。

 

 

「詩とファンタジー」36号と「赤いゾンビ、青いゾンビ」

「詩とファンタジー」36号に、35号で入選した「女になっても」の感想が、読者コーナーのページに掲載されていた。驚きと感動で、書店を出た私は、雑誌を抱きしめて、涙した。ある意味、初めての入選より嬉しかった。

それは、2回目に入選した時の次なる目標だったからだ。(今月の特集が、「猫とポエジー」なのも偶然だろうか)願いは、ある時は岩のように固く叶わず、そしてある時は、豆腐みたいにかなう。最近、生活の中ですごく感じる。

 

図書館で、川上弘美の新刊本「赤いゾンビ、青いゾンビ」を借りた。ネット予約した時に内容を確認したのに、私は、てっきり不思議妖怪系の小説だとばかり思いこんでいたが、「東京日記5」とあり、連続しているエッセイ本だった。川上弘美の作品は、あまり読んだ記憶がないが、数年前買った文庫も完読してない。が、日記なので、パラパラ読みしているが面白い。どうやら、川上氏は武蔵野市近郊に住んでいるらしく、吉祥寺周辺での出来事がたくさん出てくる。最近、吉祥寺に又、縁ができている私にはとても興味深い。文体も短く細切れ時間で読み安い。このところ、忙しく読了できなかったので購入しようと思う。

決め手は、装丁だ。かわいい♪本文中にも、イラストが、チラチラとあり楽しく読めるのだ。(絵*門馬則雄)

山の中で感じたこと。

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 【↑払沢の滝への道にあった可愛い*森のささやき、ひのはらゆうびん館】

都内唯一(本土)の村に泊まり、つくづく私は、緑にあふれた場所が好きなのだと実感した。虫に刺されやすいので、虫よけのスプレーを持参することも考えたが、あえて虫刺されようの塗り薬のみにした。が、それも使うことはなかった。

 聞こえてくるのは、自然の音だけ。沢の流れ、鳥の声、雨の音、セミの音。午後5時半に聞こえる、お寺の鐘の音。夜になると、築100年以上の家は、歩く音がみしみしとする。

今回の旅、ゲストハウス「へんぼり堂」に泊まったのだが、な、なんと私一人で貸切状態だった!!前日が貸切だったので、1日ずらした結果こうなった。なんて、ラッキー!まさに、田舎の実家に帰省したような状態での日々だった。

バスは、最寄のJR駅から、数馬行きは、1時間半に1本のペース。それにあわせて、ゆったりとした1日が過ぎて行った。近くの温泉施設「数馬の湯」で温泉につかり、ランチを食べ、日本の滝・100選にも入る「払沢の滝」へ行き、近くのイタリアンでランチを食べ。地元の手作り豆腐で、夜お酒を飲んで・・・そんな、なんでもない日常のような時間が過ぎていった。飽きるということはなく、山の中であるべきことに身をゆだねた生活はとても心地よかった。

↑の写真、払沢に滝へ続く歩道。道には、木材のチップが敷き詰められていて、雨が降っても滑らないようになっている。下には、沢が流れていてせせらぎも聞こえ、気持ちいいことこの上ない。ふと、足下に動きを感じてみると小さなトカゲ、カナヘビだった。縦にしまが入っていて、きらきらしている。そんな、普段ならひやっ!と声を上げてしまう爬虫類さえ、可愛らしく思えた。そこ、にいるから、自然なのだ。怖くないのだ。

山の気温は、同じ蒸し暑さでも扇風機のみで大丈夫。夜や明け方は寒いくらいで、宿の夜具のカバーリングが冬仕様なのに驚いたが、暑くて眠れないということはなかった。

 毎回、家とは、数回生存確認の連絡を取り合うがのだが、今回は、危うく帰る日まで連絡を忘れる!一歩手前だった。家の存在を忘れるほど、今を楽しむことができた。

また、来よう。ほんとに、一人を感じたいときに。


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世界の終わり❬SEKAI NO OWARI❭。キター‼

かつて、俳優の豊川悦司の追っかけまがいの事をしていた。HNでファンサイトに書き込みしたり。その後は、映画「トワイライト」シリーズにはまり、メンバーを募って、映画のロケ地を巡り、シアトルへ行ったり。

その、ミーハーなアンテナにここ数日で、SEKAI NO OWARI 、キターー‼いきなり!

数年前に聴いた覚えのある「RPG」をyoutube で何回も再生。更に、情熱大陸出演の動画も視聴。

ボーカル、Fukaseの歌詞が胸に痛くて、清らかで、涙が出る。メンバーの年齢は、ほぼ我が息子と同年代だ。でも、重なるのだ、うつを患い少しずつ良くなっていく過程に、感じていたものと。曲やバンドの世界観が、ファンタジーってとこも。

 いつも私のアンテナは、少しズレているので、ピンポイントで話題になっている時には動かない。もう、彼らのライブチケットは容易には、取れなくなっているらしい。

 ・・・

先ずは、好きな曲をダウンロードして歌詞を味わおう。そして、CDを買おう。DVD も。

来年か再来年、ライブに行こう。

 一番嬉しいのは、ときめくものに出会えたこと。

森林浴の旅

今日から、東京の村のゲストハウスへ。

いつもながら、旅の予定や準備をしている時が一番楽しい。

空梅雨が明けて、しばらく晴天が続く予定だったのに、何だか家を出たらポツポツと降ってきた。宿付近は、山の中なので少し心配。

宿の人からは、朝晩は冷え込むので温かくして来て下さいとあったが、どんなものだろう?

今回は、家から離れてぼーっとするのが最大の目的なので、ひとつ二つのスポットしかチェックしていない。荷物も少なめにおさえたつもりなのに、結構パンパンになってしまった。

最寄り駅からは、1回の乗り換えで目的の駅までは着ける。そこから、バスで約40分山の中へ。世田谷区と同じ大きさの村、檜原村に着いた。空気が違う!

1時間に1本のバスがあるかないか地域で、ゆったりとした時間を過ごそう。

浮く、快感!

予約していたヨガの時間に起きられなくて、キャンセルした。

このところ、寝つきが悪い。家事もそこそこやっているのだが、家での動きには、限度がある。梅雨明けしたかのような暑さと湿度なので、エアコンをつけっぱなしに近い状態にしていると、冷えてだるくなる。

 

 そこで、市営のプールに行ってみた!

10年ほど前、スポーツクラブでヨガの後泳いでいたが、あの頃は、今よりも体が固くて、肩もよく回らなかった。昨年あたりから、6月くらいになると泳ぎたい願望が出てきていた。だが、昨年中は、泳いだ後のピッタリと水着がくっついた着替えが嫌だな、とかの思いが強くて、プールまで至らなかった。

 

海の日連休。家には、家族がごっそり。暑い。

「そうだ、プールに行こう」やっと、午後になり動き出した。

市民スポーツセンターのプール。お隣の庁舎やホールへは行っていたが、プールは初めて。なんと公営のプールは、14、5年ぶりだ。2時間400円のチケットを自販機で買い、B2Fの温水プールまで降りてゆく。100円硬貨リターンのロッカー、あぁなつかしい。

 

水着に着替えて、温水シャワーの通路を通り待望のプールへ。準備運動をして、いざ入水。頭までもぐってみる。自由コースで、泳ぎを確かめる。肩の動きもいい。

ゆっくりと泳ぐ、一方通行のレーンでに移った。すぃっと、平泳ぎで水中にもぐってみる。伸びて、水面に力を抜いて浮かぶ。

ふぅあ~~.....なんて、気持ちいいんだ。この、浮く感覚。

小2の夏、初めて水に浮いた時の感覚を思い出した。

私は、この感覚を欲していたのだ。

 

25メートルを、ゆっくりゆったりと往復3回泳いだ。人とぶつからない限り、足を着くことなく泳げた。体ってすごい、ちゃんと覚えている。

この気持ちを大切にしよう。ヨガと同じに、気持ちよく泳ぐことを。

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