2022-02-25 密度 猫 詩 「密度」 2年前に逝ってしまった 白黒猫を想うと 今でも 涙が出てくる 16年 私の支えでいてくれた 長さではない 密度なのだ 家族は 人だけではない 物言わぬ 猫 いや、 その瞳は 充分 語っていた * 60を過ぎた わたしは、 あと どのくらい生きるのだろう 少なくてもいい 密度の濃い 関係の中で生きてゆきたい 2022.2.22に寄せて