詩集「群れない猫」近日発行!

群れない猫

土屋容子の暮らしと詞花

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2019-01-01から1年間の記事一覧

浄化

「浄化」 あたたかい涙は 固くなった心を すうっと 洗い清めてくれる洗いたかったけど 無理には出せない 出来てきてくれない一冊の本の世界の中で あとから、あとから 涙が流れた ぬぐっても、あふれてくる本を読んで泣いたのは どのくらい前だろう… 2015.6.6

生きていますよ

「生きていますよ」 ここへ来てから、よく眠れる 今までの いつも宙に浮いているような 気持ちの悪さはなくなり 自分が、生きている 一個の人間である、現実感が戻ってきた ナゼ? やはり、 無意識で操られていたのだろうか? このように、自問しない誰かに。…

天国帰り?むぎ(猫)

TBSラジオの「アフター6ジャンクション」に、むぎ(猫)ちゃんが、出演していた。 猫だ、猫なのだ設定!?? とても優しい、歌だった。歌詞も。 MCのライムスター宇多丸さんが、普通にミュージシャンとして紹介していて、(猫)に、すぐに気づかなかった。ラジオ放…

冬の日差しは

「冬の日差しは」 気温はぐんぐんと下がり 昼間でも10度にとどかない 北風で乾燥して さらに寒く感じる 明日は、雪がちらつく予報 猫のように布団に丸まり 疲れた体を温める 天窓から冬の柔らかな日差しで かろうじて、灯りはいらない そんな冬の午後 ひとり…

抱きしめる

「抱きしめる」 抱きしめる、 君を 心で抱きしめる 自分は汚れている と、いう思考に囚われている 君 本当の君は、 誰よりも優しく 気くばりのできる人なのに もう、過去の後悔は お互い手放そうよ 責めるのは やめようよ きれいな、きれいな 君の心を 力い…

宙、ありがとう。またね♪

↑↑そらちゃん、3年前くらい 8月22日(木)13時頃 虹の橋を渡る*16才4ヶ月 (動物病院、治療中) **** 愛猫、宙(そら)、8/5(月)急変の為、朝一番で E動物病院へ。猛暑、タクシーを使う。 次女も同伴。 血液検査の結果は、良好であった。 白血球の数値が高か…

再生

「再生」 古傷が痛む この数ヵ月は かつての人生の中でも 激動の時期であった 私は 小さなシェルターの中で 生きてきた時間をさかのぼり ひとつひとつの心身の痛みを感じ 再生を繰り返した 人の細胞は 数ヵ月で生まれ変わる 母の胎内の中で作り上げられた 生…

思った事は、現実化する!?

群れない猫 : 変身 ⇈⇈⇈ 添付した、ショート・ショートは「旧・群ない猫」(livedoor)に書いた作品だ。 この頃、ブログつながりから知り合ったエッセイストから、声をかけられ、私も商業誌デビューできるかもと、夢中になって書いていた。まだ、ネットで詩を書…

Y への手紙

「Yへの手紙」 こんにちは、お元気ですか もう、貴女への賀状も出さなくなり 数年がたちました 今年も貴女からは来ましたが 貴女のアドレスや電話番号は 機種変更の時に削除しました 私は、今これまでの生き方を 振り返り、怒りの感情と向き合ってます 怒り…

ラジオ生活のすすめ

長い間TV を時計代わりにしていた。 昭和34年生まれの私は、TVっ子だ。 小学生の頃は、アニメ番組の時間は大体覚えていた。 ラジオ生活に移行して、3ヶ月が過ぎた。14年物のCD ラジカセ。そう、今また復活の兆しの"カセットテープ"も聞ける。リモコン付き。 …

自分に戻る過程

「自分に戻る過程」 かつて、自分はリーダー的位置が似合う 積極的で打たれ強い人間である と、錯覚していた かなり長い間 刷り込みだったのだと気づいた ヤンチャしても許される兄を鏡に 自分は、親を困らせてはいけない 成績優秀を目指す 止められた事は諦…

イルカの瞳

「イルカの瞳」 イルカは、縦長の水槽にポツンと いた へその緒がついていた 大きく見えたが、 赤ちゃんだったのかもしれない ベビーカーを押しながら 家族とはぐれた私。 静かに泳ぎ 物憂げに見つめてくる イルカ ママだよ ママ、疲れちゃったよ.... ソコに…

新しく生きる

「新しく生きる」 入院時 紙のように白かった顔は 赤みをおびていた 彼の首もとには、酸素吸入の為の 新しいホールが突き出ている * 7月27日早朝、緊急入院した彼は 気胸と肺炎も併発。 鼻からの人工呼吸器では、タンがつまりやすく いつ、呼吸停止してもお…

てぬぐい、LOVE ♪

最近、てぬぐいにはまっている。 いや、もう生活のお供・必需品だ。 そう、あの昔ながらの、和てぬぐいだ。 綿素材の、端が切りっぱなし! 今までは、てぬぐいは半分に切り、キッチンで食器ふきに使っていた。 最寄りのスーパー西友で、品数は少ないが置いて…

「こんな夜更けに、バナナかよ! 愛しき実話」

2020年の日本アカデミー賞の助演女優賞に、高畑充希さんがノミネートされました。 本作では、ボランテァ(ボラ)役でした。 * 2018年末公開の、「こんな夜更けにバナナかよ」大泉洋主演をみた。大泉さんは、大好きな俳優のひとりだが、ひょうきんで元気なイメ…

悠久の人

「悠久の人」 初めての海外への機内 鼻筋のとおった浅黒い肌の青年に 目を奪われた 襟の立ったアイボリーの長い上着 斜め前のその人を ぼおっと眺めていた * 40年後。 三渓園の寺という神聖な処で いつまでも聴いていたくなる 声の詩人と出逢う 静かに、タ…

HAPPY BIRTHDAY

「HAPPY BIRTHDAY 」 “HAPPY BIRTHDAY “ 今年もカードが届いた 好みの素材、色、字体 何度見ても 笑みがこぼれる 昨年のカードは、 丸いコースターだった その時、 わたしは、出産以外 人生二回目の入院をしていた 個室だが、 もちろん鍵はかけられない 治す…

西から...

「西から...」 西からの気持ちのいい風が 吹いている なのに、ドアを薄く開けても 部屋に、風は流れない 西へ西へと、 生まれた地から流れてきた 人より少し、 引っ越しの回数は多いかもしれない 西から低気圧がきて 雨になる 6月7日、関東は梅雨入りした 梅…

ある婦人との会話

先日、よく行くショッピングセンターのベンチで、見知らぬ老婦人と、話しをした。 「今日は、暑いですね。五月なのに、真夏日なんて...」 婦人「あら、あなた、とっても素敵よ、その髪...」 私は、嬉しくなり、買い物の疲れも忘れ会話を続けた。(まだ、グレ…

針を運ぶ

「針を運ぶ」 ちくちくと無心に 針を運ぶ 頭の中のごちゃごちゃ 胸のざわざわ 少しだけ おさまったように感じる 人は 誰びとも 生老病死をまぬかれることは 無い。 ひとりで暮らし始める そう決めた時に、 なぜ、何故に..... 世にいう不幸が追い重なる 宿命…

グレイヘア・6ヶ月

白髪染めをやめ、約6ヶ月 先週、カットに行った。約6ヶ月。 自分の眼になじんだ、グレイヘア途中。 最近は、きちんとしていれば、外出時の食事先で、帽子を脱ぐのも気にならなくなってきた。 次回の、予約は4月中旬。残った色の退色も期待して、パーマ&カッ…

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