詩集「群れない猫」近日発行!

群れない猫

土屋容子の暮らしと詞花

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初、村上春樹

10月は、体調が思わしくなく。家にこもってずっと読書していた。

ノーベル文学賞の報道があり、今年も村上春樹氏の名前があがってきていた。
数年前のベストセラー作「1Q84」を検索してみたら、面白そうだったので、
図書館で借りて読んでいた。
BOOK1~BOOK3まで、各500~600ページの超長編小説だ。
やはり、BOOK3の600ページ越えの単行本は重くて、
仰向けに寝て読書する私には、腕が痛くなるというはめに陥った。

世間の話題作には、あまり興味を引かれない天邪鬼なのだが。
さすが、毎年・ノーベル賞の発表の時期にはハルキストたちが集まるという
ファンの多い作家さん・・・・すごい。読み始めたら止まらなくなった。
1週間もかからず、BOOK1は読んでしまった。

BOOK1-BOOK2では、主人公の「青豆」と「天吾」の物語が交互に語られる。
BOOK3では、これに「牛河」という福助頭の男が加わる。

主人公だけでなく、登場人物の容ぼうが細かく描写されているので頭の中での
映像がより鮮明になる。

特に、女性主人公の「青豆雅美」には魅せられてしまった。
渋滞する首都高の非常階段を降りていく場面が特に好きだ。
有能なスポーツインストラクターで護身の為、男の一番弱い部分を蹴り上げる
ことにもたけている!
強い女性はすばらしい!

いや、面白かった。だが、疲れてしまった。
物語の世界に入り込みすぎて、夢に出てきたり、白日夢のような状態にも
なってしまったから。

これからも、読んでいきたい作家のひとりになったが、
超長編が多いのであまり続けては読めない。

福助頭の「牛河」は、他の作品にも出ているらしいので、次はその作品も
読んでみたい。

いやぁ。読書っていい!

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