詩集「群れない猫」近日発行!

群れない猫

土屋容子の暮らしと詞花

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限界を過ぎたから涙があふれる

朝ドラの母親役のキレイな女優さんの

一言一言に、涙があふれる

あぁ、あの時

あんな優しい言葉をかけてもらいたかった

 

いつだって一生懸命走り続けてきた

良い結果が出るのは当たり前

しくじって休んでいると

家に居るのが苦しかった

 

私だって生身の人間です

ご褒美やほめ言葉が必要なのです

 

ほんとの自分に生まれ変わるために

今は、胎児のように

ただ、ただ眠る

 

限界を越えてしまうと

他人のちょっとした共感の

うなずきだけでも

涙があふれてしまいます

 

涙がつっと熱いのに

気づかないこともあるです

 

 

 

 

 

癒えない傷

猫と遊んだ後の小さな傷

消えるまでに三日はかかる

深くなると膿んでしまうこともある

 

たとえ小さな傷でも、毎日毎日

繰り返しされたら

癒える事なく痛みは続く

可愛いはずの

猫が

目の前からいなくならない限り...

 

猫には悪意などない

悪意など微塵(みじん)も、

ない

 

セルフケア

家から、そう遠くもない
衣食住のそろっている空間で
一人になる

それは、私にとって
とてもとても必要なことなのだと感じる

ずっと長い間、
私の精神は、日常的に傷つけられてきていた
そのことに気づくことなしにきた

他人からは理解されず
なまじ真面目な性格なため、更に
上手くできない原因は自分にあると責めた

ウツの波の繰り返しで 日常生活も困難になる
体調改善のために通院を続けた
そして、やっと、やっと、
少しずつ元の生活に戻れたなと思った時
あるキーワードにたどり着いた

私は悪くなかった
ただ、やり方を間違っていた
そのやり方を学び改善に導くのにはさらに時間が…

今はくらくらするくらい
逃げたくなる

普通とは何か?理想の家族とは?
色んな価値観の変化や、一般認識されてこなかった事実が
明らかになってきた現代
1000人いれば、1000人分の生活の
違いがあってもおかしくない


そう、逃げてもいい
自分を守れるのは自分
セルフケアだ

ほぐしテトラ(MUJI)でむくみスッキリ♪

このGW 中のお隠れ先で、無印の「ほぐしテトラ」なる、マッサージグッズを購入した。3~4月とうつ気味でおこもり状態だったので、大きな荷物を持っての地下鉄乗り換えの長い階段の移動は、腰や股関節を中心に、体の至るところが痛くなってきた。

日頃から、左側の膝下がパンパンに張りやすい。足首、膝裏もグリグリ、。リンパが滞り、老廃物が溜まっているのは気づいていた。そんなわけで、今回は愛用のアロママッサージオイルを持参して、入浴後に自前リヒフレクソロジーをした。

 張りの酷い左の膝下をオイルで念入りにながした。ここで、テトラ登場。ながらで、凝りのひどい鎖骨や首から肩にかけて、普段はあまりやらない箇所を適度にグリグリと押しながした。いやぁ、気持ちいい。

とにかく、この「ほぐしテトラ」片手にすっぽりと納まり、滑りにくく指を引っかけられる構造になっている。力の具合も調節しやすい。腰などは、椅子に座って押しあて、自分の体重をかければ、楽チン。

すると、マッサージをした翌日、まるでサロンで施術した後のように、利尿作用がはんぱなかった。いつも以上にお酒を飲んでもいないのに、おかしいなと思っていた。帰宅して、割りとピッタリめの部屋着に着替えたら、娘に、「ママ、脚、細くなってるー」と言われた。そう言えば、帰りがけ、宿泊先の姿見に映る太ももの張り感が、なくなっているように見えていたのだ。そこで、はたと気づいた。テトラだ、あれでグリグリと片手間に押したことで、リンパが流れ老廃物が排出されていたのだ。

 テトラ、今まで何度も無印さんの化粧品コーナーで目にしてきたが、手にしたこともなかった。お値段、525円(税込)手のひらサイズのかわいいフォルム。もしや、無印商品で一番の商品かも...!?

あっ、くれぐれも力加減にはご注意を。張った太ももに、痣(あざ)を作ってしまいました。

☞部屋着や、タオルなどの上からグリグリすることをおすすめします。

女子会第2ラウンド

女子会の流れでKの母上に会いに行く
Kの結婚式以来約三十年ぶりの再会だ
齢(よわい)八十を超えた母上
アラ還(かん)の二人と母上の夕食は、
女子会第2ラウンドとなった

あたしはね、木登りしておにぎりを食べていたのよ
千葉の田舎に疎開(そかい)していたから、東京大空襲はまぬかれたわ
下町は、渦巻きみたいにグルグルと爆撃されたそうよ
お米がなくて、トウモロコシばかり食べてたわね…

母上は、そう終戦前後の話を何度も語った
とてもにこやかだった
そして、私も合いの手を入れる
「こんちゃん、今夜は泊まってゆくでしょ?」

あっ?このセリフは…

そう、学生時代も母上のすすめで、
何度もKの家で話し込んだことを思い出した
翌朝、母上は元気にデイサービスに出かけていった

「ありがとう、あんなに楽しそうな母を、見たのは久しぶりよ」
と、Kが言った

私は、Kに抱きついて泣いた。
頭の中は、実家の母のことであふれていた。
どうして同じように優しく接する事ができないのだろう
耳の遠くなった母との会話にイライラしてしまうのだろう


会いに行こう、母に
母の話に、ただ、耳を傾けに。

腫れ物の膿が一気に出たような如月

2/24の夜、左足の小指を思い切りオットマンの脚にぶつけて悲鳴を上げた。痛みは、数時間続き、赤紫色に腫れて足の甲までアザができていた。こんなにひどいぶつけ方をしたのは初めてだ。1日何回か冷シップを貼りかえ固定して、安静につとめた。腫れがひいてきたので、2/27買い物へ。いつもように、両手にスーパーの袋とエコバックを持ち、最寄りのバス停で降りようと、1段高い席から降りた時、両膝をついて転んだ。二人のご婦人が、「大丈夫ですか?」と、手をかして下さった。1分くらい放心したがなんとか荷物を拾い、立ち上がり、下車した。そこで、しばらくうずくまっていた。そして、数分後帰宅して、泣いた。情けなかった。帰ったら、打った膝以外の首や腿や腰などの筋肉が痛くなってきた。

 

 1月の大雪のあたりから、メンタルが乱れ、週末は家から出ていることが多くなった。主治医に話すと、私のウツ自体はほとんどよくなっていると言う。数年前から、薄々気づいてはいたが、私のメンタルが乱れる原因は、思っていたのとは違うところにあり、ウツがよくなっても解決する問題ではないことがわかってきた。10年ほど前ウツが酷く、家から逃げていた時期はメンタル系の本を読むこともできなかったが、ここ数年で読めるようになってきた事が、気づきにつながった。

私だけの問題ではなかった、と、わかっても。今まで努力してきた事は、ほとんどが真逆で、ゼロから仕切り直さなければならない事が、受け入れられないでいる。

 

関連性のある本を、何冊か読んでいる。今までの自分の辛い年月がまるで、そのまま書かれているので、追体験しているようで涙が流れる。合間に、ギリアン・フリンの「冥闇(めいあん)」を読んだ。7才で一家惨殺事件の生き残りになった少女リビー・デイが、24年後の31才から生活費に事欠く理由から、事件の真相に迫ってゆくミステリーだ。主人公を含め、幸せな人物は誰一人出てこない。皆、過去から現在まで暗い現実を背負い、日々をやり過ごすだけの人生。それでも死にきれずに、弱さに目をつぶり生きている。現実を直視する事が辛すぎる人々。今の私に重なった。

それでも、私は、殺人事件には関わってはいない。そう自分を少しだけ、慰めることができた。全編に暗く重々しいトーンが流れる、600ページにわたる長編に、私は、救われた。だが、リビーが子供時代の殺人事件を受け入れ、問題解決に動くまでに24年の歳月がかかったのと同じように、私にも現状を受け入れ動き出すまでの時間は必要なのだと感じた。

地下鉄の乗り換えは疲れる

地下鉄の乗り換えは疲れる!、と年明けの外出でつくづくと思っていたら、

toyokeizai.net

 ↑こ~んなサイトを見つけた。なぁ~るほどである。私は、ここにある駅のひとつ、浅草駅、大江戸線蔵前駅を利用していた。以前より、大江戸線は深く下らなくてはならないので、きついなぁ、と感じていた。

やっぱりなぁ、最寄が地下鉄駅しかない場合もある。出来るだけ駅から歩きたくない日もある。地下鉄を悠々と乗り継いでいる人を見ると、一端の都民だぁ~と思うが。

閉塞的で臭いがするという固定観念が未だ否めない私は、できるだけ地下鉄を避けたい。それに、地下から地上に出ると方向感覚が鈍る。(方向音痴気味!!)

 

定期的に、家からエスケープするが、今後は移動経路も考慮して宿を選ぼう、。

 

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