今日で、愛猫(宙)が旅立って、8ヶ月。
この、状況下気分が上下する。
夕べも、猫画像を見てメソメソしていた。
「そら~、会いたいよー」
今のスマホには、あまりそらの画像は残っていない。そうしたら、旧ブログにあった。
ジジ&そらの記事、20以上。
↑↑↑旧群れない猫(旧ブログ)
4月24日で、ジジは17才になる。
(そらの双子の妹)
最近、高齢猫用カリカリ、お気に入りです。
毛づやよし♪
詩集「群れない猫」近日発行!
「晴れわたる空の下」
晴れ渡る空 鳥のさえずり
猫の鳴き声
静かな春の一日
休日なのに
静かすぎる
*
手をひんぱんに洗い
手作りマスクを付け
うがいし
人との距離を取っている
家族でも同等
昨日、買い出しに行った
病院で薬を処方してもらった
罹患しているかもしれないのだ
そう思って、暮らしていく
時期なのだ、今は
社会は回っている
配達される新聞
郵便、宅配商品を届ける人
スーパー、コンビニ、ドラッグストアで働く人
そして見えないウイルスに対峙する
医療関係の全ての人
*
少し前まで
隣人の騒音にナーバスになり
眠れなかった
休校から長い春休み
不安なのだろう
帰省もできないのかもしれない
自分の立場だけを考えていた
弱さが見えた
世界的な、ウイルスによるパンデミック
まさか自分の生きている間にこんな事態が
訪れるとは
いや、9年前の3.11があった
首都封鎖のデマが流れた後
町やドラッグストアの気配は
殺気を帯びて
あの時と同じだった
晴れ渡る空 鳥のさえずり
猫の鳴き声
静かな春の一日
休日なのに
静かすぎる
今日も一日がはじまる
見かけは変わってない世界
検索したら
変わってしまった世界
2020.4.11
今日は、晴れている。風は強いが。
関東にありがちな春の日。
2月、まだ対岸の火事だった、コロナウイルス。横浜に停泊していた豪華客船で起こっていた惨事。TBSの安住さんのラジオに、乗船客の女性から毎週メールがあった。生々しい現実。
3月になると、学校の休校。自粛要請、、
トイレットペーパーや紙類がなくなり。マスクなんて買えない。
メンタルの弱い私は不安になり、2月下旬から頭痛とのどの痛みが続く。毎日熱を計った。
副鼻腔炎から、のどの痛みは長引いた。首から上が熱っぽい。が、熱は37℃までぎりぎり上がらない。でも、ダルい。
色んな不調は、鼻炎薬、鼻スプレー、のどスプレー、それとビタミン剤で、乗りきった。
(長年のお薬だけは、病院へ行ったが、。)
ヘロヘロになりながらも、買い出しに行き。
三食食べ、寝た。
1ヶ月近く不調は続いた。坐骨神経痛か、左の腰から、股関節、太もも、膝した、全部痛い。
おまけに、歯の詰め物も取れた。
ガタガタのシニア。
*
そばに、もふもふの生き物がいる。
不調の時は、そっと寄りそってくれた。
この仔たちの存在が、私の支えの一つであった事は、大きい。詩作の糧にもなった。
どうか、大切な人たちが、
地域の人、世界の人たち、
みんな、みんな、
普通のありふれた日常に
もどれますよう、
祈っています
毎日
↑↑2015.6 ジジ(もうすぐ17才)
2015.6 そら*お昼ね中(昨年夏、猫天に)
2020年の日本アカデミー賞の助演女優賞に、高畑充希さんがノミネートされました。
本作では、ボランテァ(ボラ)役でした。
*
2018年末公開の、「こんな夜更けにバナナかよ」大泉洋主演をみた。大泉さんは、大好きな俳優のひとりだが、ひょうきんで元気なイメージが強くて、筋ジストロフィーの実在した男性を演じることに懸念があった。
なにより、息子が同じ病で、同じ様に介護を受けながらの自立生活をしており、自分が鑑賞に耐えられるか不安だった。
息子は、ここ数年、入退院を繰り返し、手術もしてる。メンタルの弱い私は、その度に打ちのめされている。慣れる、ということがない。でも、受け入れたい。息子の現実を。
そう思う気持ちが勝ち、観に行った。
大泉洋さん演ずる、狩野さんは、実際に北海道に住んで、自分でボランティアを募り、病院を出て自立生活を送っていた、筋ジストロフィーの男性だった。
映画の冒頭が、入浴介護の場面で、妙なリアリティーを感じた。狩野は、愉快で喜怒哀楽のはっきりした、とてもワガママな患者だ。頭にくると、動く指先でホーローのマグカップをテーブルから、落とす。
その描写は、とても現実感があった。
障がい者であっても、聖人ではない怒りもすれば、泣きもする。障害者=弱い=いい人ではない。そして、介護する側も同じ。人間対人間である。
狩野氏は、気管切開をし、話せなくなったが、ある方法により声を出せるようになる。
すごい、生きようという力。おしゃべりな狩野氏らしいと思った。
既に、DVD が出ている。
ひとりでも多くの人に、観てもらいたい。
お涙ちょうだいの、作品ではないので。