書けるようになってきた。文章や詩が。
2003年3月にHPを立ち上げて、詩人会やサイトに出入りし
月にいくつものお題詩を書いたりと、毎日いくつかの詩を
量産できる時もあった。
この3年くらい次女の受験を機に表立ったところの
活動を休止してから、投稿サイトも中断。ブログも不具合。
書けなくなってきていた。
だが、この3年の間に、ウツの症状が良くなってきた。
私は少し焦った。何故なら、ウツ症状が酷かった時代に
詩作を始め、それが生きる糧となっていて、社会との繋がりと
思い書いてきていたものだから、
このまま書けなくなってしまうのでないかと・・・
でも、書けないものはしかたない。
この3年の間、今までにも増して、好きな映画を観て、好きな本を読み、
旅をした。あくまでも、家庭人としての自分を主にして。
そんな中、12月から参加することになった。太陽書房のアンソロジー詩集
「きらる10」からの参加を編集・主催する蒼風薫氏より
お話をいただいた。夏負けしていた7月だった。
私にとってとてもいい時期であった。書けないこの状態をなんとかしたいと
切実に思っていた時であったから。1年前にこの話をいただいても
たぶんお断りしていただろう。
まだ、夏には自詩の編集までには時間があったので、体調管理に
気をつけた。何とか秋にはヨガを再開できるまで持ち直した。
少しずつストックしていた言葉の断面たちが、詩として形になって
くるようになった。
新しいノートも常に携帯するように努めた。
でも、今までと違ってきたのは、自分を追い込まないことにしたこと。
体調の悪いときは休むことを優先した。家事も含めて。
書くことは喜び。癒し。生きること。
たとへ、人になんと言われようと、書く。
命の尽きるまで。